- 1 イーサリアムテストネットでEIP-1559実装
- 2 EIP-1559でバーン(焼却)されるETH数
- 3 イーサリアム相場重要レジスタンスアプローチ
- 4 ビットコイン相場長期トレンド転換の節目
ビットコインは依然として300万円から400万円のレンジ相場を継続。イーサリアムはテストネットのロプステンでEIP-1559を含むロンドンハードフォークが実装。
EIP-1559の詳細とETH価格への影響については墨汁マガジンVol.569「イーサリアムロンドンアップデートのETH価格への影響は?」を参照してください。
イーサリアムテストネットでEIP-1559実装
イーサリアムのコントラクトテストなどで使用され、ハードフォークの事前テストヲ行なうロプステン(Ropsten)テストネットでEIP-1559を含むロンドンハードフォークが行われました。イーサリアムは他にもイーサリアム2.0のステーキングをテストするマルチクライアントテストネットがデプロイされているGoerliテストネットや、Rinkebyなどの複数のテストネットが存在し
Goerli:#5062605(2021年6月30日前後)
Rinkeby:#8897988(2021年7月7日前後)
を予定しています。
現時点ではDeFiやNFTが実際に稼働しているメインネットでのロンドンハードフォーク実装ブロックは決定しておらず、各テストネットの実装とETH2のテストネットが展開する重要なGoerliのロンドン実装の結果次第で7~8月頃となるでしょう。
イーサリアムロンドンハードフォークと実装されるEIPについては墨汁マガジンVol.566「イーサリアムロンドンアップデートの5つの重要なEIPの内容と影響を理解する」で詳しく解説をしているので参照してください。
EIP-1559でバーン(焼却)されるETH数
EIP-1559では、需要によって変化し焼却される”Base Fee”とマイナーに対するチップとして支払われる”Priority Fee”があります。現在はガス代が10Gwei前後まで落ち着いてきており、さらに混雑しても100Gwei前後となっていることから1日に使用されているETHのトランザクションテス料は約2000ETHを推移しています。
出典:Etherscan – イーサリアムトランザクション手数料のチャート
これは1ETHを20万円前後と仮定したとき、約4億円に相当しこれらの大部分がBase Feeだと仮定した場合に毎日ETHのデフレが進むことになります。現在のロプステンでEIP-1559のBase FeeでバーンされたETHは約90000ETHとなっており、これは