- 1 CMEマイクロイーサリアム先物を発表
- 2 ”イーサリアム先物ETF”の可能性
- 3 イーサリアム相場は短期強気を示す
- 4 各種ETH指標軒並み下落
- 5 ビットコインはトレンドの境目
イーサリアムはCMEマイクロイーサリアム先物ローンチ発表で市場最高値をさらに更新、ビットコインは事前に解説した四半期の重要指標に合わせて強い買い支え
ビットコインにとって第4四半期が重要な理由についてはテクニカル分析の重要ポイント2021年10月08日~14日「ビットコインにとって第4四半期が重要な理由 イーサリアム最高値更新条件の2/3をクリア」を参照してください。
CMEマイクロイーサリアム先物を発表
コモディティや証券デリバティブ取引所として唯一ビットコイン先物を提供するCMEグループは、現在提供しているイーサリアム先物と別にマイクロイーサリアム先物のローンチを発表。
CFTCによる審理を必要とするものの2021年12月6日にローンチを予定しており、コントラクトサイズをイーサリアム先物の5ETHから50分の1である0.1ETHとなっているのが最大の特徴となっています。これはビットコイン以上に実利用とユースケースが多くあるイーサリアムにおいて、細かなポジションのヘッジ需要など通常のCMEイーサリアム先物との差別化を図っていると言えるでしょう。
”イーサリアム先物ETF”の可能性
ProSharesなどのビットコインETFのベースとなるビットコイン先物をCMEグループは提供しており、上記でみたイーサリアム先物の2つの仮想通貨先物を提供しています。つまり時価総額ランキング及び市場の実際の需要を鑑みてもビットコインETFの次に承認されるのはイーサリアムETFと見て間違いないでしょう。
Bloombergのアナリストである James Seyffart氏も同様の見解を示しており、ビットコイン先物ベースの次にSECによる承認が望まれているビットコイン現物を運用するETFより先になると見られるでしょう。
イーサリアム相場は短期強気を示す
イーサリアムは短期的なボラティリティは落ち着いている一方、非常に強い短期上昇トレンドを継続しています。この短期上昇トレンドの強さを示しているのはピ