目次
- 1 LUNAの暴落に合わせUSTのペッグが崩れる
- 2 TerraのLFG ビットコイン追加購入
- 3 ビットコイン相場への影響
- 4 中期でイーサリアムの下落率が高まる可能性に注意
- 5 テクニカル分析に使用している理論一覧
LUNAの暴落に合わせUSTのペッグが崩れる
Terra Protocol(テラプロトコル)がLUNAをバーンして発行するステーブルコインのUST(Terra USD)のペッグが7日に大きく崩れて1USDTを下回る形となりました。USTのペッグ崩れは最大で1.4%前後となっており、一時的に回復したものの現在も1%前後のペッグ崩れが続いている形となっています。
このUSTのペッグ崩れは5月5日のLUNA価格の下落とビットコイン価格下落から来ており、USTのペッグの性質上長期下落トレンドはTerraにおける試練とも言えるため、注意が必要です。
LUNAで発行するUSTのペッグする仕組みについては墨汁マガジンVol.689「図解で理解するUSTがLUNAによってペッグする仕組み TerraとFrax Financeの違い」にて図解でわかりやすく解説しています。
TerraのLFG ビットコイン追加購入
テクニカル分析の重要ポイント2022年04月03日~09日「TerraのLFGビットコイン買いの価格影響は? イーサリアムは市場をリードできずトレンドフォロー」で見たTerraのLuna Fundation Guard(LFG)が再度ビットコインを購入。2022年5月現在は42,530BTCを保有しているため約6800BTCを追加購入したことになります。
この購入したビットコインはUSTのドルとしての裏付けを確保するためのものですが、この想定は甘く
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