目次
- 1 LUNA価格がほぼ0に暴落
- 2 なぜUSDTの下落まで引き起こしたのか?
- 3 ビットコイン相場を左右するのは?
- 4 ビットコインは回復するのか?
- 5 下落率の高いイーサリアム
LUNA価格がほぼ0に暴落
2022年5月7日から始まったLUNA価格の下落とそれに伴うTerraが発行するステーブルコインUST(Terra USD)のペッグ崩壊は予想以上の損失を出すことになりました。特にUSTの売却及び償還が加速したことで、USTのペッグくずれからわずか40日足らずで最高値の119.55ドルからほぼ0となる74000分の1へ暴落。
さらにLUNAの時価総額ランキングは上位に食い込んできていたものの、さらなる下落で1000位圏内まで下落することになりました。
このLUNAの大暴落は
「TerraとUST発行の仕組み、USTの需要からも特定条件で起きる正常なマーケットリアクションである」
ため、もしTerraがLUNA及びUSTを再起することができたとしても、同様のペッグ崩れや下落が起きる可能性があるということになります。これはリスキーなステーブルコインの特徴であり、USDNなども高いAPYでDeFiを利用できる理由であることを理解して使用する必要があります。
墨汁マガジンVol.703「図解で理解するLUNAの暴落とUSTペッグ崩壊理由 今後のTerraのLUNAとUSTはどうなるのか?」にてわかりやすく解説しています。
なぜUSDTの下落まで引き起こしたのか?
またこのLUNAとUSTの暴落の影響はUSDTにも波及しており、Curve Financeの3Poolや仮想通貨取引所でのUSDT価格のペッグ外れを記録しています。
USDTのペッグが外れた理由として
「