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墨汁マガジンVol.483「図解で理解するrenBTCとWBTC発行の仕組みと違い renVMの役割とは?」

目次
  • 1 renBTCとは?
  • 2 renVMとインターオペラビリティ
  • 3 図解で見るWBTCの発行手順
  • 4 図解で見るrenBTCの発行
  • 5 まとめ

renBTCとはWBTCと同様にイーサリアム上で発行されているビットコインです。renBTCはRenVMにより発行され、イーサリアム上でERC20トークンとしてビットコインの裏付け価値を持ち、DeFiでイールドファーミングや流動性マイニングを行うことができます。本稿ではrenBTCの仕組みとリスクについて詳しく解説を行います。

renBTC及びWBTCの入手方法については墨汁マガジンVol.473「WBTCとrenBTCを入手するベストな方法を考える 手数料と発行手段比較」を参照してください。

 

renBTCとは?

renBTCは、ビットコインをrenVMのマルチシグアドレスにビットコイン(BTC)をロックすることで、イーサリアム上でビットコインと同じ価値を持つrenBTCとして発行されるいわゆるステーブルコインを指します。ステーブルコインといえばDAIやUSDCなどのようなドルにペッグするものが想像されますが、renBTCやWBTCなどのWrapされたトークンもトークン自体の価値はペッグされたものと1:1となるので、ステーブルコインとなります。

renBTCはビットコインとイーサリアムのいわゆるインターオペラビリティを可能とし、Curve FinanceやUniswap、Maker DAOやDEXなどでイーサリアム上でビットコインを売買できるという利点を持ちます。

また2020年9月末現在、renBTCは2.1万BTCがロックされており、ビットコインの総発行数の0.1%ものBTCがロックされているということになります。

出典:DeFi Pulse renBTC上にロックされているビットコイン数

 

renVMとインターオペラビリティ

renVMはrenBTCと同様にインターオペラビリティを担う分散ネットワークであり、

 

・ビットコイン($BTC))

・Zcash($ZEC)

・ビットコインキャッシュ($BCH)

 

をサポートしており、ビットコイン以外にも2つのアルトコインをイーサリアム上に持ち込むことができます。renVMの役割は

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