目次
- 1 そもそもガバナンスとは?
- 2 CurveでのCRVガバナンス
- 3 Curveプールのウェイト変更
- 4 CRVの性質変更のガバナンスが可決
- 5 veCRVの利点追加
- 6 CRVへの投資は有効か?
- 7 まとめ
Curve FinanceのDAOガバナンストークン、$CRVは8月27日よりCRVイールドファーミングのブーストを開始。その後もCurveのガバナンスとしてCRVは使用されており、Curveローンチ後から大幅に変更が加えられています。
本稿ではCurveのCRVのガバナンスとCRVの価格影響について詳しく解説を行います。墨汁マガジンVol.475「Curve Finaceのファーミングブーストに$CRVをロックするべきか?」を参照してください。
そもそもガバナンスとは?
CRVはCurveのガバナンストークンですが、そもそもガバナンスとはなんでしょう?イーサリアム上で多くのプロジェクトがローンチするまで、ガバナンストークンというのは一般的ではなかったもので、ガバナンスとは
「トークンの量で加重して、プロジェクトの方向性を決める」
というものです。ガバナンスを行うにはガバナンストークンによる保有量によって加重され、より多くのガバナンストークン、ここではCRVを保有しているほど決定に影響を持ちます。CurveのCRVではガバナンストークンとしてのCurveでの実装を決める他、CRVのイールドファーミングのリターンもブーストすることができ、ガバナンストークンかつイールドファーミングのブーストでもあるのです。
CurveでのCRVガバナンス
Curveでのガバナンスは非常にアグレッシブであり、他のDeFiプロジェクトより大幅な変更が加えられています。Curveのガバナンスでは