- 1 WBTC(Wrapped Bitcoin)とは?
- 2 WBTCを入手する3つの主な方法
- 3 WBTC発行手数料比較
- 4 renBTCを発行する手数料
- 5 WBTCとrenBTCを発行するベストな方法は?
- 6 まとめ
WBTCやrenBTCのようなイーサリアム上のビットコインは、本来金利や担保としてオンチェーン上で利用できないビットコインの役目を大幅に変え、ビットコイン保有者でもDeFiに簡単にアクセスして流動性マイニングやイールドファーミングが可能となっています。現在はUniswapやCurve、Balancerなど多くのDEXでWBTCやrenBTCを使用することがきるようになっています。
本稿ではビットコインでDeFiにアクセスするベストな方法について解説を行います。Curve Financeでのイールドファーミングと流動性マイニングのやり方については「CurveFinanceの使い方マニュアル流動性マイニングとイールドファーミングで年利100%超えの収益を得るやり方」を参照してください。
WBTC(Wrapped Bitcoin)とは?
WBTCとは、Wrapped BTCの略でありつまりイーサリアム上でトークナイズされたビットコインのことです。2018年10月にDEXのベースプロトコル提供プロジェクトのKyber NetworkやカストディアンのBitGOなどの複数のスタートアップが提携してビットコインをイーサリアム上に持ち込むという考えが発端となっています。
つまりWBTCはカストディアンによりビットコインが保管される中央集権ではあるものの、
1WBTC = 1BTC
で裏付けされているUSDCやUSDTなどのステーブルコインの一種であるということです。このWBTCを利用することで、ビットコインを売却することなく流動性マイニング及びイールドファーミングすることができ、イーサリアムDeFiに簡単にアクセスできるという利点があります。
WBTCを入手する3つの主な方法
では実際にどのようにしてWBTCを入手するのがベストな方法となるかを考えてみましょう。WBTCを入手する際の一番の問題点は、