目次
- 1 テクニカル分析にファンダメンタルを組み込む必要性
- 2 市場心理は最も重要
- 3 Accumulationの重要性
- 4 実際の例
- 5 エントリー
- 6 まとめ
ビットコインやイーサリアムなどの仮想通貨相場は2022年1月から続く長期下落トレンドにより大幅な下落となっています。次に大きく上昇するのは長期下落トレンドから上昇トレンドに転換したときであり、このトレンドサイクルから投資家がアドバンテージを取るには長期上昇トレンドへの転換までのプロセスを考えてエントリーする必要があるのです。
本稿では墨汁うまいが2018〜2019年の仮想通貨長期下落トレンド時に考えていた“テクニカル分析に重要なマーケットのトレンド変化”とテクニカル分析への組み込み方についてわかりやすく解説を行います。
仮想通貨のテクニカル分析における重要なトレンドサイクルについては墨汁マガジンVol.644「ビットコイン2022年も高騰?ファンダメンタルから見るトレンドサイクルから予測する」にて実例からわかりやすく解説しています。
テクニカル分析にファンダメンタルを組み込む必要性
まず前提としてこれから解説する内容は
「テクニカル分析としてのトレンド定義をファンダメンタルで補正して考える」
というものです。
この理由としてはテクニカル分析は特定の条件やトレンド定義のクリアしたものを判定で考えるため、ファンダメンタルをベースに補足を入れるとより分析精度を上げることができるのです。
またチャートパターンだけが形骸化しており、実際にはより高度なテクニカル分析では市場心理をベースとして組まれているものが多いため筆者はテクニカル分析とファンダメンタル分析を組み合わせてするトレードが重要となります。
市場心理は最も重要
市場心理として知られていることは
価格の上昇:需要 > 供給
価格の下落:重要 < 供給
はよく知られているでしょう。
これは実は基礎の基礎で