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墨汁マガジンVol.51「マウントゴックスのビットコイン売却経緯と今後」

目次
  • 1 1.マウントゴックスの2018年タイムライン
    • 1.1 1-1.債権者集会での決定と行動
    • 1.2 1-2.民事再生までの売却
  • 2 2.買い圧と売り圧
  • 3 3.イーサリアムのテクニカル分析
  • 4 4.リップルの大量売却

1.マウントゴックスの2018年タイムライン

9月25日、マウントゴックスは3月から6月にかけてのビットコインの売却を発表しました。

ここでは経緯とタイムラインについて詳しく見てきましょう。

 

 

 

1-1.債権者集会での決定と行動

今年3月、35,841BTCの売却以降の売却を発表しています。

2017年9月27日に開催された第9債権者集会で売却が決定し、年末の高騰にかけてビットコインを売却しました。

おおよそ売られたと見られるポイントは、①~④で示しているとおりです。平均単価は106万円で、去年のビットコイン暴落の原因であると言われています。

マウントゴックスの破産管財人である小林氏は

「債権者への返却の最低保証分を確保」

と述べており、その平均単価である106万から、高騰時と下落後に売却していると考えることができます。

 

1-2.民事再生までの売却

今回の発表では、259億円にのぼるビットコイン24,658BTCとビットコインキャッシュ25,331BCHを売却したと発表しました。

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