- 1 コインベースのBaseとは?
- 2 BaseはBASEトークンを発行しないと説明している
- 3 BASEトークンのエアドロップはあるのか?
- 4 エアドロップを行うのには理由がある
- 5 コインベースの場合は特殊
- 6 BASEのエアドロップの可能性を考える
- 7 BASEエアドロップに対するスタンス
- 8 まとめ
米仮想通貨取引所最大手コインベース(Coinbase=COIN)のOP Stackを採用したイーサリアムL2の”Base(ベース)”はメインネットローンチから多くの需要を受けてTVLが増加しています。
一方でBaseはBASEトークンのようなガバナンストークンを発行する計画はないとしているも、エアドロップの動向に注目が集まっているのも事実です。本稿ではBaseが新規BASEトークンを発行するの可能性があるのか、エアドロップにおける資金は割くべきかについてわかりやすく解説を行います。OP Stackについては墨汁マガジン
Vol.890「図解で理解する”OP Stack”Pt.1 イーサリアムL2にOP Stackを利用して展開する利点とは?」を参照してください。
コインベースのBaseとは?
コインベース(Coinbase)のBaseとは
「イーサリアムL2のOptimism(オプティミズム)を開発するOP Labsが提供するL2構築ツールを採用したコインベースが提供するイーサリアムL2ネットワーク」
を指します。
つまりBinanceのBNBチェーンのように、仮想通貨取引所が提供するイーサリアムのL2ネットワークであるということです。またこのBaseはOP Stackを採用していることから、コア技術はOptimismと同じである”Optimistic Rollup(オプティミスティック・ロールアップ)”であるということになります。
BaseはBASEトークンを発行しないと説明している
Baseの公式Twitter(X)によると、
「We have no plans to issue a new network token(新規Baseネットワークのトークンを発行する予定はない)」
とBIOに記載しており、これを真に受けるとBASEトークンは発行されないように見えます。
ですがあくまでこれは”Plan(予定)”であり、結論からいうと
「墨汁うまいの見解ではBaseがBASEトークンを発行するインセンティブは十分にあり、エアドロップは五分五分」
と考えているのです。
BASEトークンのエアドロップはあるのか?
BaseがBASEトークンを発行する可能性についてはBinanceのBNBのような”Coinbaseのアドバンス収益を得たい”というインセンティブから十分に可能性がありえます。ですが五分五分と考えているのには大きな理由があり、
「BASEトークンを発行してエアドロップを行う