- 1 Wormholeの概要
- 2 Wormholeはエアドロップするのか?
- 3 Wormholeのエアドロップ戦略
- 4 Wormhole対応チェーン一覧
- 5 Wormholeエアドロップのポイント
- 6 まとめ
イーサリアムL2などのCross-Rollupブリッジサービスを提供するLayerZero(レイヤーゼロ)の競合であるBaaS(Bridge as a Service)のWormhole(ワームホール)が資金調達の完了を発表し話題となっています。
本稿ではWormholeの概要とエアドロップ戦略について仮想通貨(暗号資産)投資家向けにわかりやすく解説を行います。LayerZeroのエアドロップについては墨汁マガジンVol.915「LayerZero/zkSync/Base/Linea/Starknetのエアドロップ確認ツールとシミュレーターの使い方」を参照してください。
Wormholeの概要
Wormhole(ワームホール)とはメッセージングプロトコルの1つであり、Orbiter Financeのようなブリッジのコアサービスを提供するプロジェクトではなく、LayerZeroのようないわゆるBridge as a Service(BaaS)つまりDeFiやNFTなどのプロジェクトがネィティブプロトコルに導入するブリッジプロジェクトを指します。
Wormholeのプロジェクト概要は下記の通りとなっています。
開発元 | Wormhole Labs |
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チェーン | 元Solanaメイン |
種類 | BaaS |
創設年 | 2017年 |
メインネットローンチ | 2020年10月7日 |
資金調達額 | 2.25億ドル(338億円) |
公式X(Twitter) | @wormholecrypto |
Wormholeはエアドロップするのか?
Wormholeはシードラウンドによる資金調達のクローズを発表、企業評価額は25億ドルで資金調達合計額は2.25億ドル(約331億円)となりました。この資金調達額はzkEVMのLineaを開発するConesnsysやOP Stackを採用したBaseを開発するコインベースなどを含むと歴代で11位のプロジェクトということになるのです。
Wormholeは2022年に資金調達額を大きく超える約370億円のハッキング被害を受けており、ハッキング被害の弁済をエアドロップで行う計画がリークされていたものの約2年間音沙汰がありませんでした。
リークでは