- 1 免責事項
- 2 仮想通貨投資を長年すると気づくこと
- 3 ポートフォリオの構成を考える要因
- 4 資産クラスで考えるポートフォリオ割合
- 5 重要なポイント
- 6 常に投資家として考えるべきこと
- 7 まとめ
仮想通貨(暗号資産)投資家を長年やっていると、資産配分と仮想通貨相場の特徴のいいところをローリスク・ハイリターンで取ればいいことに気がついてくるでしょう。一方で仮想通貨以外で資産運用を考えるには金融知識が必ず必要となり、さらにそれ以上に多くの事を考える必要があるのです。
本稿では墨汁うまいが考える資産ポートフォリオの割合とその根拠について仮想通貨(暗号資産)投資家向けにわかりやすく解説を行います。
資産運用戦略の基本的な考え方についてはリサーチレポート「墨汁うまいが考える最適な資産運用戦略とその理由 資産を守りつつ増やす方法を考える」を参照してください。
免責事項
本レポートでは特定の仮想通貨や金融資産に投資を推奨するものではありません。投資はリスクを十分に理解し、自己判断と自己責任で行ってください。本サロンでは投資における損失について一切責任を負いません。
仮想通貨投資を長年すると気づくこと
墨汁うまいは仮想通貨投資家(トレーダー)として今年で9年目となります。イーサリアムやエコシステム、DeFiやNFTにRollupなどのL2などの技術は好きですが、あくまでほしいのは資産とその裏付けからくる安心感であり、
「技術が好きなのとETH現物を保有するという投資は全く別物」
です。
この考え方を切り離すことができず、含み損や将来的な自分の願望による利益に支配されてしまった場合、HODLやそのブロックチェーン自体を好きだと錯覚してしまい、精神を安定させようとするのが人間です。
また普通の株式市場では数十年かかるリターンを仮想通貨の場合はトレンドサイクルに乗るだけで2~3年という短期間で得られるため、非常にハイリスク・ハイリターンなのです。従って仮想通貨市場の有効活用は
「他の資産クラスと平行して活用し、ローリスク・ハイリターンとなるようなポートフォリオを組んで市場の利点のみを得る」
ことが最も高いリターンと安定性を生み出すということに気づくのです。
ポートフォリオの構成を考える要因
つまり仮想通貨投資家がそれなりの資産を形成した際に考えることは資産の割り振りであり、
「仮想通貨という