- 1 LayerZeroシビル通報制度の終了
- 2 LayerZeroシビルリストにあったらアウトか?
- 3 シビルの定義
- 4 シビル認定されるNG行為
- 5 LayerZero通報リストからわかること
- 6 重要なポイント
- 7 まとめ
エアドロップ及びスナップショットを発表したLayerZeroは2024年5月30日でシビルアカウントの通報制度が終了しました。本稿では自分のイーサリアムアドレスがもしシビルアカウントとして報告されていた場合、LayerZeroのZROトークンのエアドロップをもらえないのかについて仮想通貨(暗号資産)投資家向けにわかりやすく解説を行います。
仮想通貨(暗号資産)でのシビル認定対策については墨汁マガジンVol.888「zkEVMやLayerZeroでシビル認定されないためのレピュテーション対策」を参照してください。
LayerZeroシビル通報制度の終了
LayerZeroは導入されたブリッジを使用している約600万アカウントからシビルアカウントをTGEから排除することを念頭に、約1ヶ月間にわたってシビルの自己申告、シビルと見られるEOAの通報制度を行い、5月30日に通報が終了しました。
第一弾のシビル自己申告は
「自分がシビルだと思う場合はシビル」
という曖昧な表現で炎上、更にMerklyやL2 Marathon、L2PASSの使用者を名指ししていたことで多くの混乱を呼んだのです。
結果的にLayerZero Labsは対応を変更し、自首したユーザーがキャンセルできるようにしました。またシビルアカウントとしてLayerZero Labsから名指しで公開されているため、自分のアドレスが該当するかは下記より調べる事が可能です。
Wenser:https://wenser.xyz/
また今回の問題となっているのはシビル通報制度の方で、
「多くのシビルアカウントではない通常のアカウントがシビルアカウントの例として報告されている」
のです。
墨汁うまいのメイン及びサブアカウントはシビル認定回避対策を行っていたため、リスト上には載っていませんでした。
LayerZeroシビルリストにあったらアウトか?
今回のLayerZeroシビル通報のレポートではかなり多くのユーザーが表記されており、対策をしていない場合は1アカウントだけしか保有していないのにシビルだと通報されてしまっているのです。
今回のLayerZeroシビル通報に載っている場合アウトかというと、
「LayerZeroのシビル通報者