- 1 DeBankは高額エアドロップになる?
- 2 高額エアドロップになる条件
- 3 資金調達とエアドロップ
- 4 トークン価格予測とTGEの重要性
- 5 分散性はプロジェクト別で決まる
- 6 エアドロップ期待値の計算方法
- 7 まとめ
仮想通貨ポートフォリオアグリゲーターのDeBank(デバンク)は資金調達額の割に参加者が少ないことで、高額エアドロップになる可能性から多くのエアドロップファーマーが利用しています。本稿ではDeBankを例に、どのようなプロジェクトが高額エアドロップになる可能性が高いと予測できるのかについて仮想通貨(暗号資産)投資家向けにわかりやすく解説を行います。
DeBankの駆け込み戦略については墨汁マガジンVol.982「まだ間に合うDeBankエアドロ駆け込み戦略 1000位以内を目指せるアカウントと方法」を参照してください。
DeBankは高額エアドロップになる?
DeBankはシンガポールの仮想通貨スタートアップで、初期ではDeFiに特化したツールを提供していたことで知られており、Revokeなどの機能もいち早く提供していた老舗プロジェクトです。さらに最近ではMetamaskに変わるWeb3ウォレットの「Rabby Web3ウォレット」を提供しておりプロダクトの設計センスの良さで知られていると言えるでしょう。
一方で2500万ドル(約39.3万ドル)の資金調達に対して96ドルでミントできるWeb3 IDホルダーは2024年6月現在でわずか4.7万人となっており、制限である10万アカウントを大きく下回る利用者となっているのが現状です。
これがいかにすくないかというと、LayerZeroの参加者が全体で600万アカウント、エアドロップ対象となるのが200-300万アカウントであることを考慮すると、資金調達額に対して圧倒的に少ないと言えるでしょう。
他にもエアドロをしていないzkEVMで
zkSync:675万アカウント
Linea:501万アカウント
Scroll:277万アカウント
さらにCoinbaseのBaseに至っては1,128万アカウントにも及びます。
DeBankの概要については「【完全攻略】DeBankとは?エアドロップ獲得戦略とランキング1000位以内に入る方法」を参照してください。
高額エアドロップになる条件
ではこれらのDeBankの例をデータなどから高額エアドロップになる可能性を分析してみましょう。
高額エアドロップになる条件は
1.資金調達額が多い
2.資金