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墨汁マガジンVol.1005「Optimismエコシステムから分析するOPトークンは高騰するのか?」

目次
  • 1 Optimism(オプティミズム)の概要
  • 2 OPトークンの詳細
  • 3 OP Stackの解説一覧
  • 4 OP Stackを採用したプロジェクト一覧
  • 5 Surperchainエコシステムの分析
  • 6 Eigen AVSとの比較
  • 7 データを基にした総合評価
  • 8 まとめ

イーサリアムL2であるOptimism(オプティミズム)のガバナンストークン、OPトークンはRollupを採用したL2銘柄の1つです。本稿ではArbitrum(アービトラム)のARBトークンに続き、OPトークンの仮想通貨(暗号資産)としてのポテンシャルについて仮想通貨(暗号資産)投資家向けにわかりやすく解説を行います。

ArbitrumのARBエコシステム分析については墨汁マガジンVol.976「ARBは売るべき?Arbitrumエコシステムから分析するARBトークンは高騰するのか?」を参照してください。

 

Optimism(オプティミズム)の概要

OptimismはArbitrumと同様にOptimistic Rollupを採用したイーサリアムのL2であり、その特徴としては「イーサリアム上に最初にメインネットローンチしたRollup」として知られています。またローンチ前にAMM最大手のUniswap(ユニスワップ)がチェーンへのデプロイを発表したこともあり、L2としてはの開祖でもあるでしょう。

Optimismの概要については下記のようになっています。

 

公式Twitter(X)@optimismFND
プロジェクト名Optimism
トークンOP
トークン配布方法エアドロップ
資金調達1.785億ドル(約280.58億円)
コア技術Optimistic Rollup
競合Arbitrum

 

OPトークンの詳細

OPトークンをローンチしたのは2022年の6月1日となっています。

 

 

OPトークンはOPメインネットの利用ユーザーやアクティブユーザー、その他DeFiなどのDAOの投票ユーザー、マルチシグの署名者やイーサリアム以外のEVMチェーンなどを使用したユーザーなどが対象となっています。

 

出典:Optimism – OPトークンのエアドロップ詳細

 

OP Stackの解説一覧

 

Vol.890「図解で理解する”OP Stack”Pt.1 イーサリアムL2にOP Stackを利用して展開する利点とは?」

Vol.897「図解で理解する”OP Stack”Pt.2 Optimsimのスーパーチェーン構想とは?Polkadotとの大きな違い」

 

OP Stackを採用したプロジェクト一覧

ではOP Stackを採用したプロジェクトからまずは見ていきましょう。OP Stackをプロジェクトが採用することの利点はOptimismが開発したOP Mainnetと同じRollupを自己開発する必要がなく、Optimismの開発とアップデート、サポートを受けられることが大きな恩恵です。

 

プロジェクトリスト:https://bokujyuumai-salon.ethereum-japan.net/check-tool/project-list

 

下記リストがOP Stackを採用したプロジェクト及び資金調達額となっています。

OP Stackを採用しているチェーンとして最も有名なのは米最大手の仮想通貨取引所Coinbase(コインベース)が提供するBaseチェーンですが、その他にも約40プロジェクトほど存在します。

 

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