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墨汁マガジンVol.1004「墨汁うまいが有望な仮想通貨(暗号資産)プロジェクトをリサーチする手法」

目次
  • 1 仮想通貨で勝つために必要なこと
  • 2 日本の仮想通貨投資家における障壁
  • 3 仮想通貨の次期有望プロジェクトを探す手法
  • 4 プロジェクトの裏側を考える
  • 5 必ずしもVCは正しくないのが問題
  • 6 仮想通貨のセクター分析
  • 7 注意しなければいけない点と具体例
  • 8 まとめ

仮想通貨(暗号資産)は既存金融と異なりボラティリティが高く、日々多くの有望プロジェクトが生まれることが魅力です。一方でそれらの情報を精査、リサーチすることは一般投資家には非常に難易度が高いとも言えるでしょう。

本稿ではそんな仮想通貨市場で専業として8年行っている墨汁うまいのリサーチ手法について仮想通貨(暗号資産)投資家向けにわかりやすく解説を行います。有望プロジェクトリストについては下記ツールを参照してください。

 

仮想通貨で勝つために必要なこと

仮想通貨(暗号資産)市場で勝つためには常にトレンドの最先端をリサーチする能力が必要であり、従来の金融相場のような手法では追いつかないほどトレンドは複雑です。

テクニカル分析も勿論重要ですが、それとは他に

 

「メインストリームをリサーチする力と分析力」

 

がより重要となるのです。

これは仮想通貨市場で勝つために絶対的に必要な能力であり、それらをリサーチできる力がなければ市場で生き残ることはできず、多くの退場者をこれまでにも見てきたのです。

それだけ仮想通貨においてはリサーチ力と分析力が求められ、情報が第一であると言えるでしょう。

 

日本の仮想通貨投資家における障壁

一方で日本の仮想通貨投資家には大きな障壁があり、それは正しい日本語情報の無さとそれにおけるリサーチの難易度の上昇が挙げられます。これはすべての情報は英語がベースとなっており、さらにそこから技術的な話やこれまでのイーサリアムの培ってきた歴史などを大前提とした話が繰り広げられるため、リサーチや分析においてもさらに難易度が高くなることが理由です。

特に日本では2016~2017年にかけての仮想通貨取引所のアフィリエイト収益を狙ったブロガーが大量発生したものの、現在はマネタイズがほぼできない状況となっているため日本国内での情報は全滅状態です。

そのため本サロンのような幅広く深くリサーチを行うようなリサーチ機関は限定されており、メディアはPV(閲覧数)が稼げる記事を中心に出すことから情報を得ることが困難となっていると言えるでしょう。

読解力やリサーチ力以外にも英語で情報を探す癖が必要であり、英語を読むだけならばGoogle翻訳でもそれなりに読めるもののこれらの障壁は今後も改善されることはないということです。さらに昔のような既存のブロックチェーンに対するリサーチや理解ではなく、

 

「現在はイーサリアム上に展開するRollupやそれらの基盤の一つであるDAレイヤー、zk-Rollupを採用したzkEVMにLayerZeroやWormholeのようなブリッジという技術レベルが桁違いに進化していることもこれら情報精査の大きな障壁である」

 

と言えるでしょう。

 

仮想通貨の次期有望プロジェクトを探す手法

ではこれらを前提に有望プロジェクトを墨汁うまいはどのように探しているのかについてみていきましょう。主なリサーチ手法は下記のような順番となります。

 

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