- 1 「ビットコインを買えない理由」が話題
- 2 投稿者は典型的な若者
- 3 批判をするには最低限の知識が必要
- 4 投資判断を他人の評価でするのは愚か
- 5 矛盾した主張と税率
- 6 投資家に必須なマインド
- 7 まとめ
「ビットコインを買えない理由」という投稿がX(旧Twitter)で話題となっており、仮想通貨(暗号資産)に詳しいか投資家であれば内容にツッコミどころが満載な内容となっていました。一方でこの投稿は投資家が勝つために重要なマインドを理解するのに良い題材であったとも言えるでしょう。本稿では話題となった「ビットコインを買えない理由」からの学びと投資家として理解しておくべきマインドについて仮想通貨(暗号資産)投資家向けにわかりやすく解説を行います。
初心者を脱却するための投資家理解についてはテクニカル分析講座Vol.3 「テクニカル分析におけるトレンドの重要性 初心者を脱却して勝率を上げるための考え方」を参照してください。
「ビットコインを買えない理由」が話題
X(旧Twitter)でビットコイン投資に関す下記のような内容が話題となっていました。
1.ウォーレンバフェットさんがカスって言ってる
2.取引所の売買手数料えげつない
3.雑所得になる
4.赤字でも損失繰越できん
5.トランプが推してるからトランプ落ちたら暴落しそう。
6.足元でビットコイン決済してる店、人、見たことない
7.51%アタックとかいうわけわからんアタックある
8.電気使いすぎ
9.こないだ30万円だったのに今1,000万円はもう許さん。完全に乗り遅れた。
10.ビットコイン勢は楽して儲けたいっていう人達が多いように思う、彼らとは関わりたくないっていう宗教上の理由
です。
明らかに文面から2017年から2018年にかけての仮想通貨バブルで知り、その後に何もリサーチをしていない初心者であるということがわかるでしょう。一方でこれは知識不足と認識の誤りがわかる一方、本当に勝てる投資家のマインドの重要性がわかる典型的な例であるとも言えるのです。
投稿者は典型的な若者
投稿者は俗にいう投資ブームに載った典型的な若者であると言えますが、まず言えることが
「ビットコインを批判するも51%攻撃さえ理解しておらず、バフェットという有名投資家の表面上の意見のみを鵜呑みにしている典型的な初心者」
であることがわかります。
そもそもビットコインを投資適格かどうかを分析するならば