- 1 エアドロップとユースケースのジレンマ
- 2 投資とリターンにおける勘違い
- 3 投資における本質
- 4 利確判断のにぶり
- 5 ビットコインから考える矛盾
- 6 大きなボラティリティと価格が上がる理由を理解する
- 7 まとめ
イーサリアムにおける現在の技術的メインストリームはArbitrumの$ARBやOptimismの$OPが代表するL2銘柄はガバナンストークンとそのチェーン専用であることからユースケースが乏しいというのが現状です。
そのためエアドロップが売られ続ける傾向となっており、将来の値上がりが予測できないと考える仮想通貨投資家も多いでしょう。本稿ではARBやOPなどのガバナンストークンにおける投資は将来的なリターンを生み出すのかについて仮想通貨(暗号資産)投資家向けにわかりやすく解説を行います。
ARBのエコシステムから見るトークン評価については墨汁マガジンVol.976「ARBは売るべき?Arbitrumエコシステムから分析するARBトークンは高騰するのか?」を参照してください。
エアドロップとユースケースのジレンマ
エアドロップは仮想通貨における分散性とそこから構築するガバナンス、規制やプロジェクトの中央集権性を緩和するなどの多くな目的が盛り込まれています。一方でエアドロップを即売りをするファーマー以外もちょっとした短期下落トレンドで保有することができず売却することが多いです。
これはエアドロップで取得単価が0という特性からしょうがないとはいえます。
例えば現時点でほぼユースケースがなく、DeFi運用におけるイールドを産まないことから現在の多くのインカムゲインを得られる機会からポートフォリオから外されるというジレンマがあるということです。
主にユースケースがないものとしては
Arbitrum:ARBトークン
Optimism:OPトークン
zkSync:ZKトークン
Starknet:STRKトークン
LayerZero:ZROトークン
Wormhole:Wトークン
で、新規ローンチしたトークンに至ってはガバナンスポータルさえ整備されてないものもあります。
投資とリターンにおける勘違い
ですがこのようなユースケースをベースにした投資判断は間違えであり、勝てる投資家のマインドから遠のくNG行為であると言えるでしょう。
この例では特に日本でよく見られ一番わかりやすい例として
「本来は