目次
- 1 ビットバンクでハッキング被害?
- 2 責任の所在
- 3 ハッキング被害の概要
- 4 どうすれば防げたのか?
- 5 仮想通貨投資家に必要なセキュリティリテラシー
- 6 知識が仮想通貨においては一番の武器
- 7 ビットバンクは対応する義務がない
- 8 まとめ
仮想通貨取引所のビットバンク(BitBank)は日本でイーサリアムL2の入出金を早く追加するなどの優秀な取引所として知られています。一方で某仮想通貨インフルエンサーがハッキング被害に合ってビットバンクの対応を避難している件が話題となりました。本稿ではビットバンクに責任があるのか、仮想通貨(暗号資産)投資家が仮想通貨取引所を利用する際に絶対に取るべきセキュリティ対策について仮想通貨(暗号資産)投資家向けにわかりやすく解説を行います。
仮想通貨投資家が絶対にやるべきセキュリティ対策については墨汁マガジンVol.978「費用別で行う仮想通貨のセキュリティ対策 墨汁うまいが8年間被害に合わない理由」を参照してください。
ビットバンクでハッキング被害?
X(旧Twitter)で話題となった日本の仮想通貨取引所であるビットバンク(Bitbank)においてビットコイン約3300万円に相当する3.3BTCが盗まれたという件です。被害者はビットバンクに対して
・メールアドレスの変更
・3300万円の補填と返金
を求めており、誰の責任なのかという点が話題となっているということです。
被害者側の主張によると
1.ビットバンクを名乗る本人確認メールが来た
2.認証後にGoogleアカウントに不正ログイン?された
3.3BTCがETHにスワップされて不正に出金された
というものです。
責任の所在
まず結論から述べると今回のハッキング被害は
「ビットバンク側に非はなく、被害者側のセキュリティリテラシーの低さが招いたフィッシング被害である」
ということが言えます。
特に上記の2から3にかけてが問題であり、