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墨汁マガジンVol.1172「墨汁うまいが日本株に投資しない理由 株式が上昇する原則と時代の流れを理解する」

目次
  • 1 日経平均4万5000円をつけるも日銀ETF売却
  • 2 日経平均のまやかし
  • 3 海外投資家は買っていない
  • 4 日本経済が回復しない根本的な理由
  • 5 投資の鉄則は長期視点
  • 6 まとめ

日経平均が初の史上最高値45000円を記録しており、そこに合わせて日銀がETF売りと利上げ見送りを発表しました。これは日本株に投資をしてはいけない理由を体現しており、新NISAでの枠は限られているため他の海外ETFに投資スべきであると言えるでしょう。

本稿では墨汁うまいがなぜ日本株に投資をしないのか、投資家は本質的に何を見て投資を考えるべきかについて仮想通貨(暗号資産)投資家向けにわかりやすく解説を行います。NISAについてどう考えるかは墨汁マガジンVol.1054「NISA1800万円満額投資5年分割と一括投資はどちらが最善策か」を参照してください。

 

日経平均4万5000円をつけるも日銀ETF売却

日経平均は昭和から平成にかけてのバブル崩壊後はじめて4万5000円を記録しました。これは実経済は成長するどころかむしろ衰退している日本においては疑問の声が多く、日経平均は上がれど実経済に反映されていないまやかしのように感じると言えるでしょう。

そんな中、日銀は2025年9月19日の政策会合において金利の据え置きを発表、さらに重要なのは

 

「日銀が保有しているETF(上場投資信託)を年間3300億円、J-REIT(上場不動産投資信託)を年間50億円の売却開始」

 

を全員一致したという点です。

日経平均では市場はブルであるという見方ですが、これは大きな問題となると言えるでしょう。

 

 

日経平均のまやかし

日経平均が1990年のバブル崩壊時の最高値を更新した一方、実経済は良くなるどころか衰退しています。

海外投資家が買っているため上昇しているというのは間違いであり、これは日経平均のまやかしが理由で

 

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