- 1 スタークネットのSTRKトークン高騰
- 2 ZcashのZEC高騰の恩恵を受ける
- 3 Ztarknetとは？
- 4 ZcashのTZEとは？
- 5 ZtarknetをZcashが導入する利点
- 6 Starknetの強みと利点
- 7 まとめ
イーサリアムのL2でzkVMsのStarknet（スタークネット）はSTRKトークンがTGEから2年経過して下落し続けている一方、直近のイーサリアム(ETH)やビットコイン(BTC)の下落に反して底値から2倍になっています。本稿では今回の価格上昇へとつながったZcashとの統合となるZtarknetについて仮想通貨（暗号資産）投資家向けにわかりやすく解説を行います。
StarknetのようなイーサリアムのzkVMsについては墨汁マガジンVol.1126「【図解】イーサリアムの「zkVMs」とは？Proverの加速がもたらすイーサリアムの未来」を参照してください。
スタークネットのSTRKトークン高騰
イーサリアムのzkVMsであるStarknetはBeam Chain（ビームチェーン）で採用するZK/zk-SNARKs（ゼロ知識証明）を仮想通貨で初めて採用したZcash($ZEC)のL1としての利用を提案。
これはZtarknetとしており、現状のStarknetのzkVMsとしての機能をZcash上に提供するという提案となっており、仮想通貨推進派のトランプ政権からプライバシー仮想通貨のZECにおける立場の回復の期待などからZECが高騰しており、この提案に合わせてSTRK価格も２倍に上昇したということになります。
ZcashのZEC高騰の恩恵を受ける
Zcashはzk-SNARKの生みの親であり、イーサリアムが2017年にいわゆるZKを導入できたのも、Starknet($STRK)やzkSync($ZK)などといったBeam ChainにおけるZK Proverの今の開発があるのもZcashのおかげであると言えます。
ZECは直近で最安値から5000%の高騰をして700ドルを記録しており、現在のイーサリアムやビットコインの暴落にも反して680ドルを維持している状態です。StarknetはZKという関係性とZtarknetから恩恵を得ているということになるのです。
Ztarknetとは？
Ztarknetとは
「Starknet(スタークネット)をzkVMsのL2として完全匿名のプライバシー仮想通貨であるZcashをL1として展開する」
というものです。
このキーとなるのが
