目次
- 1 1.ディフィカルティボムをETHトレードに考慮する
- 2 2.ETHテクニカル分析
- 3 3.ローソク足の性質と仮想通貨の価格相互関係
- 4 4.まとめ
イーサリアムは2月末にコンスタンティノープル実装を控え、すでにディフィカルティボムの影響が見られます。このディフィカルティボムはトレード時に考慮する必要があり、33%のデフレを引き起こすEIP-1234を実装前にすでにディフィカルティボムで指数関数的にデフレと化しているのです。
ディフィカルティボムについては下記を参照してください。
1.ディフィカルティボムをETHトレードに考慮する
下記チャートを見てわかるように、イーサリアムは通常約15秒に1ブロックを生成します。つまり、1日マイニングされるブロックは5760ブロックであり、1日の報酬が17,280ETHとなりマイナーの売り圧へと直結します。対してディフィカルティボムで1ブロック約17秒で推移していたディフィカルティボムの影響が現在は1ブロック約20秒となっており、これはコンスタンティノープル実装までに1日に発行されるETH数が減少することを示しています。
出典:https://etherscan.io/chart/blocktime
実際に計算してみると、1日は86,400秒なので、1ブロック20秒だと
86400 / 20 *3ETH = 12,960ETH
となっており、1日に約4,000ETH日本円にして約4,800万円の売り圧が減少してることになります。つまり、正常なイーサリアムネットワークのブロック生成時間と比較してすでに25%ものデフレが引き起こっていることになるので、現在ETHは通常よりも売り圧が少ないことをテクニカル分析に反映しなければなりません。
2.ETHテクニカル分析
すでに上昇の兆しが出ていたETHは、レジスタンスをブレイク後に上昇トレンドを形成して高騰。33%レジスタンスと2017年からの長期レジスタンスによる重しにより重要なサインとなる