目次
- 1 1.Aeternity(AE)とは?
- 2 2.イーサリアムから独自チェーンへの移行
- 3 3.AE移行手順と注意点
- 4 4.AEテクニカル分析
- 5 5.まとめ
Aeternity(AE)は、2019年3月現在イーサリアムで発行しているERC20トークンで、独自チェーンへと移行予定の新たなブロックチェーンプロジェクトです。
1.Aeternity(AE)とは?
AEは独自チェーンに移行後、イーサリアムと同様のチューリング完全なスマートコントラクトプラットフォームとなります。AEによると、イーサリアムのライデンネットワークと同様のステートチャンネルを実装する予定であり、コントラクトをオフチェーンで使用できるとしています。
また、イーサリアムはOraclizeを通して為替や乱数などの外部データをコントラクトに取り込んでいるのに対し、AEはブロックチェーン上でのOracleを提供するとのことです。
出典 AE公式:https://aeternity.com/
2.イーサリアムから独自チェーンへの移行
独自チェーンへの移行はすでに2018年11月25日から始まっており、4段階にわけて行われます。現在はPhase1が完了しており、2019年の9月までに移行をしなければERC20トークンのままロックされてしまうことになります。
出典:https://migrate.aeternity.com/#/
AEの市場供給量は273,685,830AEなのに対し、117,070,674.83AEしか移行されていません。つまり原時点では約43%しか移行されていないことになります。
この移行はやり方がわからないや、忘れている、秘密鍵をGOXしたなどの理由で100%は行われないとみられるので、ある意味デフレ原因となると見られます。
3.AE移行手順と注意点
移行手順は非常に簡単ですが、注意点があります。
手順1:Aeternityアカウントを作成