目次
- 1 イーサリアムステーキングのコスト
- 2 初期投資のバリデータコスト
- 3 バリデータノードの電気代
- 4 まとめ
ETH2(イーサリアム2.0)の開発ロードマップでは、Beacon Chainのフェイズ0、Shardingがフェイズ1、ETH2でのステートエグゼキューションのためのeWASM実装がフェイズ2、そしてフェイズ3にライトクライアントが予定されています。ETH1↔ETH2のブリッジを行うには、フェイズ2まで開発を待つかこのフェイズ3のライトクライアントの開発が必要となります。
本稿ではフェイズ3のライトクライアントがいかに重要か、どのような恩恵をもたらすのかについて解説を行います。
Vitalik氏により提案されたフェイズ2前でのETH1とETH2のブリッジについては下記マガジンを参照してください。
このライトクライアントはフェイズ3とし第4段階となっていますが、実はETH2にとって非常に重要なステップとなっているのです。ETH1とETH2のブリッジにも必要ですが、ライトクライアントは