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墨汁マガジンVol.330「ETH2(イーサリアム2.0)フェイズ3のライトクライアントがもたらす恩恵」

目次
  • 1 イーサリアムステーキングのコスト
  • 2 初期投資のバリデータコスト
  • 3 バリデータノードの電気代
  • 4 まとめ

ETH2(イーサリアム2.0)の開発ロードマップでは、Beacon Chainのフェイズ0、Shardingがフェイズ1、ETH2でのステートエグゼキューションのためのeWASM実装がフェイズ2、そしてフェイズ3にライトクライアントが予定されています。ETH1↔ETH2のブリッジを行うには、フェイズ2まで開発を待つかこのフェイズ3のライトクライアントの開発が必要となります。

本稿ではフェイズ3のライトクライアントがいかに重要か、どのような恩恵をもたらすのかについて解説を行います。

 

Vitalik氏により提案されたフェイズ2前でのETH1とETH2のブリッジについては下記マガジンを参照してください。

 

このライトクライアントはフェイズ3とし第4段階となっていますが、実はETH2にとって非常に重要なステップとなっているのです。ETH1とETH2のブリッジにも必要ですが、ライトクライアントは

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