目次
- 1 リップル社とXRP
- 2 リップル社の経営モデル
- 3 リップル社のIPOが問題の理由
- 4 まとめ
リップル社CEOのBrad Garlinghouse氏は、スイスで世界経済フォーラムにより行われているダボス会議にて2020年にリップル社がIPOをする可能性に触れ、話題となっています。リップル社はすでにシードラウンドのシリーズCで約3億ドルを調達しており、シリーズC後にDEFと続くこともありますが、基本的に株式公開となるIPOを行うことが多く、IPOを予期されていました。
本稿ではこのリップル社によるIPOがXRP価格に今後どのように影響を与えるかについて詳しく解説を行います。
リップル社とXRP
リップル社は現在でも市場の過半数以上のXRPをコントロールしており、エスクローでは今後10年に渡ってリップル社がXRPを売却し続けることが示されています。リップル社のXRP売却と今後10年のXRP売却予定については下記マガジンを参照してください。
リップル社はXRPのRippleとリップル社とは全くのべつものという主張を行っていますが、実質的に