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墨汁マガジンVol.492「OKEx出金停止の影響は?過去の中国事件から見るOKExの今後」

目次
  • 1 OKEx創設者中国公安による拘束でOKEx出金停止
  • 2 中国リスクとOKExの今後
  • 3 仮想通貨取引所は自己利益優先
  • 4 考えられるOKEx出金停止理由とリスク
  • 5 中国の過去の例から見る出金停止のリスク
  • 6 まとめ

元中国三大取引所のOKExが2020年10月16日、全仮想通貨の出金を停止、これは昔から中国リスクとして注意を促していた点となります。本稿ではOKExの出金停止と中国リスク、今後について詳しく解説を行います。墨汁マガジンVol.282「中国関連の仮想通貨リスク CNHTのシステマティックリスクと人民元安の理由」

 

OKEx創設者中国公安による拘束でOKEx出金停止

OKExは10月16日に全仮想通貨の出金を停止、その理由としてOKCoinグループのトップであるMingxing Xu(徐明星)氏が中国公安当局に拘束されており、連絡が取れないためとしています。またMingxing氏が送金を行うために必要な秘密鍵の一部を管理しているとしており、利用規約に基づいて出金停止措置を行ったとしています。

OKExの利用規約8.1サービスの変更と中断によると

 

「OKExは事前の通知なくいつでもサービスの変更や中断、一時停止または終了をする場合がある」

 

と記載しており、この利用規約8.1に基づいての出金停止だとしています。

 

中国リスクとOKExの今後

ではここからはOKExの全仮想通貨出金停止の真意についてみてみましょう。まず重要となるのは

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