目次
- 1 CMEの仮想通貨デリバティブ
- 2 CMEはリップルなどの先物を取扱うのか?
- 3 CMEの先物取扱い指標
- 4 別の指標
- 5 まとめ
CMEは2021年にイーサリアム先物の上場を発表。ビットコイン先物の上場が2017年12月であったので、仮想通貨では約3年ぶりの2例目ということになります。CMEのイーサリアム先物の上場はETHにとっては非常に重要なファンダメンタルとなっており、ビットコインやイーサリアムの今後のCMEの取り扱いの方向性が予見できます。
本稿ではイーサリアム先物の影響とCMEの今後の仮想通貨デリバティブの取扱などについて詳しく解説を行います。ビットコイン先物については墨汁マガジンVol.285「CMEビットコイン先物を機関投資家が利用する利点と仕組み」を参照してください。
CMEの仮想通貨デリバティブ
CMEのイーサリアム先物は2020年2月8日の上場を予定しており、イーサリアム2.0の開始に次ぐ大きなファンダメンタルと言えるでしょう。CMEが現在提供している仮想通貨のデリバティブは
ビットコイン先物:四半期及び四半期以外の限月
イーサリアム先物:四半期及び四半期以外の限月(来年2月予定)
つまり、ビットコインとイーサリアムの先物のみとなっており、その他アルトコインのデリバティブは対応していません。
これらCMEビットコイン先物や同様の取扱となるイーサリアム先物の特徴については墨汁マガジンVol.284「CMEビットコイン先物の重要な特徴と決済日」を参照してください。
CMEはリップルなどの先物を取扱うのか?
ビットコイン先物の次にイーサリアム先物を上場したことから、CMEは今後別のアルトコイン先物を上場するでしょうか?次にCMEが取り扱う仮想通貨デリバティブの予測は