目次
- 1 最高値は市場が決める
- 2 イーサリアムにおける重要指標
- 3 ETH売りの準備をするための指標
- 4 指標とデータ比較
- 5 トレード指標の一つ
- 6 ETH高騰の予測レンジ
- 7 まとめ
イーサリアム価格はドル建て最高値の1400ドルを意識した動きをしており、CMEイーサリアム先物の上場待ち相場となっています。一方でコロナショックから約13倍まで高騰しており、テンバガーを優に超える高騰となっており、どこまでイーサリアムが高騰するか市場の探り合いとなっています。
本稿ではイーサリアムが今後どこまで高騰する可能性があるのか、最高値を予測する重要指標について詳しく解説を行います。イーサリアム相場のテクニカル分析のポイントについてはテクニカル分析の重要ポイント2020年12月26日~01日「イーサリアムコロナショックからテンバガー(10倍) 楽観相場へ」を参照してください。
最高値は市場が決める
まずイーサリアムの今後について分析する前に、トレードにおける重要な知識として、
「最高値はマーケットが決める」
というものがあります。価格の上昇と下落には
上昇 = 需要 > 供給
下落 = 需要 < 供給
という絶対的な構造があります。この需要と供給は市場全体が決めるため、誰も予測をすることはできません。特にビットコインのように市場最高値を大幅に更新してしまった場合、長期的なレジスタンスを定義することができず、最高値を予測した利確は非常に難しいと言えるでしょう。
イーサリアムにおける重要指標
イーサリアムには最高値をある程度予測することが可能な重要指標があります。これらの重要指標をベースに、最高値の期待値やおおよその利確目安、危険水域を判断することができるので、常にテクニカル分析の中の判断に組み込んでおく必要があります。
主な指標としては次のようなものがあり