目次
- 1 CMEの取扱い仮想通貨デリバティブ
- 2 CMEデリバティブの特徴
- 3 CMEのデリバティブの種類
- 4 CMEの次期仮想通貨プロダクト
- 5 ビットコイン価格への大きな影響
- 6 まとめ
ビットコイン先物を取り扱う米最大手デリバティブ取引所のCMEは、今年2021年2月8日にイーサリアム先物の上場を予定しています。またイーサリアム先物以外にもビットコイン先物のオプションを取り扱っており、機関投資家の重要な入り口であると言えるでしょう。
本稿では仮想通貨投資家が知らないCMEがイーサリアム先物上場予定以外に今後どのようなプロダクトを使うのか、重要な市場影響ついて詳しく解説を行います。
CMEのアルトコイン先物取扱の可能性については墨汁マガジン「イーサリアム先物上場から見るCMEの仮想通貨取扱の今後」を参照してください。
CMEの取扱い仮想通貨デリバティブ
CMEは現在ビットコイン先物を主軸とした2種類のデリバティブプロダクトを提供しています。
・先物
・オプション
CMEと同様に2017年12月にビットコイン先物をローンチしたCboeですが、2019年3月に上場廃止をしており、デリバティブ取引所ではCMEが唯一ビットコイン先物などのデリバティブを取り扱っていることになります(Bakktなどのスタートアップは除く)。現状ではこの2種類しかなく、既存の証券と比較すると非常に少ないと言えるでしょう。これらから、CMEは今後もさらに大きな価格影響を与える”仮想通貨プロダクト”を取り扱う可能性が非常に高いのです。
CMEデリバティブの特徴
CMEの取り扱っているデリバティブには、大きな特徴があります。それは