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墨汁マガジンVol.531「【図解】DeFiの基礎 Synthetixの仕組みVol.1~合成資産の発行と利点~」

目次
  • 1 DeFiの基礎の解説一覧
  • 2 Synthetixとは?
  • 3 Synthetix合成資産とステーブルコインの違い
    • 3.1 ステーブルコインの場合
    • 3.2 Synthetixの合成資産の場合
  • 4 重要な役割を果たすKwenta
  • 5 Synthetix合成資産の利点
  • 6 まとめ

Synthetixはイーサリアム上のDeFiで使用されている合成資産であり、Curve FinanceではsETHやsBTC、sUSDなどがそれに当たります。本稿ではSyntheixの合成資産というDeFi上の”デリバティブ”の発行と利点について詳しく解説を行います。

DeFiの基礎の解説一覧

 

Vol.527「【図解】DeFi基礎知識 レンディングの仕組み 貸し倒れにならない理由とは?」

Vol.528「【図解】DeFi基礎知識 レンディングの知られていないリスクと回避方法」

Vol.531「【図解】DeFiの基礎 Synthetixの仕組みVol.1~合成資産の発行と利点~」

Vol.533「【図解】DeFiの基礎 Synthetixの仕組みVol.2~Debt(負債)の概念が形成する合成資産~」

 

Synthetixとは?

Synthetixとは、イーサリアム上で”合成資産(Synthetic Assets)”を発行するDeFiプロトコルの一つです。Synthetixには$SNX(Synthetix Network Token)というトークンがあり、Synthetixで発行する合成資産はSNXを担保に発行され、この合成資産はSynthetic Assetsを略して”Synths”と呼ばれます。

またCurve Financeなどで見るとsBTCやsETHの意味はSynthetic EtherやSyntheric Bitcoin、つまり合成ETHや合成BTCであるということを示しているということです。

DeFiの基礎である担保の仕組みについては墨汁マガジンVol.527「【図解】DeFi基礎知識 レンディングの仕組み 貸し倒れにならない理由とは?」を参照してください。

 

Synthetix合成資産とステーブルコインの違い

ではSynthetixの合成資産についてみてみましょう。Synthetixの合成資産は、USDCやUSDT

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