- 1 ビットコイン下落原因と先読みをするには?
- 2 ビットコインの今後の重要指標
- 3 ビットコインの重要指標1
- 4 データの比較
- 5 ビットコインの重要指標1へ影響を与える指標
- 6 原因と実影響
- 7 まとめ
ビットコインは史上初の600万円を記録後、100万円以上の下落となり非常にボラティリティの高い相場となっています。一方で2017~18年の市場最高値を更新し、仮想通貨バブルとなった相場と比較して市場性質が大きく異なっており、投資やトレードする際により高度な知識が必要となってきています。
本稿ではビットコイン相場の変化に伴う今後考慮しなければいけないことや、指標について詳しく解説を行います。
ビットコイン市場の変化については墨汁マガジンVol.525「テスラのビットコイン投資で変わるビットコイン相場 市場への長期的影響とは?」を参照してください。
ビットコイン下落原因と先読みをするには?
今回のビットコイン下落は先読みをすることができたと言えるでしょう。まず第一に重要な考え方として相場というのはビットコインだけに限らず、
・短期ではなく長期トレンドに左右される
・個別銘柄ではなく同一セクター、同一資産クラスに左右される
というものです。例えばMaker DAOのMKR価格の相場を分析する場合、アルトコインという大きな枠組みの中にあり、アルトコインはビットコインとのドミナンスという中にあり、これらは全て仮想通貨というさらに大きな資産クラスに属します。
これらの大きな枠組みは短期的には個別に動いても中長期的には同じ動きをしてトレンドをフォローします。実際に2018年の仮想通貨バブルからのチャートを比較してもわかるように、パフォーマンスは長期トレンド及び同一資産クラスをフォローするのです。
故にアドバンテージを取ってトレードや投資で利益を出すためにはより広い視野で考えることが必須であることがわかるでしょう。これらのトレンドの考え方についてはテクニカル分析講座「Vol.3ビットコインやアルトコイン市場のトレンドの考え方」を参照してください。
ビットコインの今後の重要指標
では上記を踏まえて今後のビットコイン市場を分析するための重要な指標についてみてみましょう。今後のビットコインの相場分析に必要なのはずばり
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