目次
- 1 イーサリアムが先行した仮想通貨下落
- 2 知られていないDeFiの市場影響
- 3 価格の上昇はDeFiによって楽観相場を加速させる
- 4 下落はさらなる下落を加速させる
- 5 KrakenのETH価格が暴落した理由
- 6 まとめ
イーサリアムは22日に記録的下落となり、特にKrakenでは60%を超えるマイナスとなり、一時的にイーサリアム価格が700ドル(73000円)となりました。この価格はCoinbaseやBinanceと比較しても大きく価格がスリップしており、ビットコインなどの下落のリードとなりました。
本稿では22日のイーサリアムリードの下落でなにが起こったのか、今後どのような展開になり、注目すべき指標はなにかについて詳しく解説を行います。
イーサリアムが先行した仮想通貨下落
ビットコイン価格は市場初となる600万円を記録し、連日最高値を更新するという楽観相場となっていました。また株式やコモディティを含む世界時価総額ランキングでは1兆ドルの節目を迎えたものの、上昇率の止まっていたイーサリアムから先導して下落しはじめ、22日にKrakenのスリップが発生し、ビットコインやライトコインなど仮想通貨全体の下落となりました。
ビットコインの時価総額についてはテクニカル分析の重要ポイント2021年02月13日~19日「ビットコイン時価総額1兆ドル突破 イーサリアムからわかる仮想通貨投資の本質は?」を参照してください。
知られていないDeFiの市場影響
一方でこれらの下落でイーサリアムがリードすることがあります。これはあまり知られていないもののDeFiの影響であり