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墨汁マガジンVol.552「Uniswap v3の概要 流動性マイニングのLPが知らないといけない変更点」

目次
  • 1 Uniswap v3のローンチ予定
  • 2 Uniswap v3の新機能
  • 3 LPトークンのNFT化
  • 4 Uniswap v3に移行するには?
  • 5 まとめ

イーサリアム上のDEX最大手のUniswapは、2021年5月5日にUniswap v3のローンチを予定しており注目されています。Uniswap v3では現在イーサリアム上にデプロイされているv2より最大で4000倍もの流動性マイニング報酬を得られるようになるため、大幅な改善となります。

本稿ではUniswap v3の概要と、現在Uniswap v2で流動性マイニングしているLPが知らなければならないことについて詳しく解説を行います。

UniswapのAMMとしての仕組みについては墨汁マガジンVol.470「図解で理解するUniswapのわかりやすい仕組みPt.1 流動性マイニングとプール」を参照してください。

 

Uniswap v3のローンチ予定

UniswapはAMM型DEXのProof of ConceptとしてUniswap v1を2018年11月にローンチ、そして現在のUniswap v2を2020年5月にローンチ。2020年9月にはガバナンストークンの”UNI”をローンチして、流動性提供のインセンティブ増加と売買のしやすさにより一気にDeFiのトッププロジェクトへと上り詰めました。

2021年3月23日、Uniswapは新たにUniswap v3のローンチを発表。Uniswap v2の利点は残したまま、流動性マイニングの報酬を最大で4000倍もの資金効率を可能にする新規機能を含めた新たなコントラクトを2021年5月5日イーサリアムメインネットにローンチするとしています。

そしてUniswap v3のローンチ後、イーサリアムのスケーリングソリューションの1つであるL2の”Optimism”へのコントラクトデプロイも予定しているのです。

 

Uniswap v3の新機能

ではUniswap v3について詳しくみてみましょう。Uniswap v3の新機能は

 

・Concentrated Liquidity(流動性の集中)

・Fee Tiers(段階的手数料)

・オラクル価格提供の改善

 

です。

Uniswap v3で最も注目すべき機能はConcentrated Liquidityでこれは

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