- 1 Uniswap v3のTVL
- 2 Uniswap v3アグリゲーター
- 3 Uniswap v3のリスクと回避
- 4 重要なのは運用戦略
- 5 Uniswap v3アグリゲーターのリスク
- 6 まとめ
Uniswap v3からローンチされたTVL以上の資金効率を誇るConcentrated Liquidityは、DeFiにおける流動性マイニングの革新的な機能である一方、運用戦略が重要となるという問題があります。このUniswap v3のConcentrated Liquidity運用戦略を担う新たな”Uniswap v3アグリゲーター”が少しずつではじめ注目されています。本稿ではUniswap v3のアグリゲーターの概要とリスクについて詳しく解説を行います。
Uniswap v3のConcentrated Liquidity(流動性集中)については墨汁マガジンVol.554「図解で理解するUniswapのわかりやすい仕組みPt.6 Concentrated Liquidityの仕組みを理解する」を参照してください。
Uniswap v3のTVL
Uniswap v3は2021年5月にローンチされ約3ヶ月が経過、2021年8月現在のTVL(流動性)は25億ドルに成長しています。Uniswap v2のTVLが2021年4月に最大で100億ドルであったことを考慮するとまだ4分の1となっていますが、流動性効率が高まるため現状のUniswap v2を超えていると言えるでしょう。
また出来高も安定しており、10億ドル前後をキープしています。このことからUniswap v3でConcentrated Liquidityをうまく戦略的に利用すれば高い流動性マイニング報酬を狙えるといえるでしょう。
出典:Uniswap v3 – Uniswap v3のTVLと出来高
Uniswap v3アグリゲーター
Uniswap v3のアグリゲーターはその名前の通り、
「Concentrated Liquidityの運用戦略を自動化するアグリゲーター」
を指します。このUniswap v3アグリゲーターは