目次
- 1 中国PBoC再度仮想通貨禁止を警告
- 2 中国の仮想通貨関連ビジネス
- 3 中国での仮想通貨の実情
- 4 USDTのペッグ
- 5 中国人仮想通貨投資家の動向
- 6 中国マイナーの影響
- 7 まとめ
中国のPBoCは2017年に禁止したビットコインやイーサリアムなどの仮想通貨の売買を再度警告、さらに中国相場の影響によりビットコイン価格の下落となっており、今後の中国相場の影響懸念が見られます。本稿では2021年の中国政府の再度仮想通貨市場引き締めの思惑と、今後のビットコインなどの影響について詳しく解説を行います。
中国相場の実際の影響はテクニカル分析の重要ポイント2021年09月11日~17日「ビットコイン中国相場影響で大幅急落 イーサリアムはArbitrumでL2へのシフトが加速」を参照してください。
中国PBoC再度仮想通貨禁止を警告
中国政府は2013年から2017年にかけて仮想通貨に対しての注意勧告や規制引き締めを行い、同年中旬にはICO及び仮想通貨と人民元との売買を禁止する強硬策に踏み出しました。
そして約4年の歳月を開け、PBoCは再度
「ビットコインやイーサリアムなどの仮想通貨は法定通貨とは違い、暗号技術によって構築されている」
と再警告。
中国の仮想通貨関連ビジネス
そして中国における仮想通貨に対する定義と仮想通貨関連ビジネスが取るべきこととして
1.市場で通貨として使用されるべきではない
2.仮想通貨関連ビジネスは違法
3.海外から中国本土のユーザーへのサービス提供も同様に違法
としています。
過去の中国の仮想通貨規制の歴史についてはリサーチレポート「ビットコインは現在重要な局面にある~今後の相場分析と考え方~」を参照してください。
中国での仮想通貨の実情
中国における仮想通貨取引の実情は