- 1 今仮想通貨相場で重要なこと
- 2 ビットコインを買うことができるタイミング
- 3 仮想通貨全体の時価総額が1兆ドルを切る
- 4 需要と供給で形成するトレンドサイクル
- 5 サイクルとビットコインチャートパターン
- 6 2023年にかけてのビットコインの予測されるチャートパターン
- 6.1 需要が一定ある場合
- 6.2 需要がさらに下がる場合
- 7 ローリスク・ハイリターンなエントリーポイント
- 7.1 短期~中期のビットコイン買いポイント
- 7.2 中長期のビットコイン買いポイント
- 8 よりリスクを減らすポジション取りをするには?
- 9 まとめ
ビットコインをはじめとする仮想通貨は2021年末から約2年ぶりの長期下落トレンド入りをしており、イーサリアムやDeFi銘柄など全体的な継続下落となっています。この長期下落トレンドは仮想通貨市場から資金が減っていき、現物保有による利益を出すことが難しい一方、次の上昇トレンドでの高い利益幅が得られる”トレードにとって重要なトレンド”であることを忘れてはいけません。
本稿では墨汁うまいが考える下落トレンドの”どこで仮想通貨を買うのか”というエントリー戦略と分析の根拠についてわかりやすく解説を行います。ビットコインのトレンドサイクルについては墨汁マガジンVol.644「ビットコイン2022年も高騰?ファンダメンタルから見るトレンドサイクルから予測する」を参照してください。
今仮想通貨相場で重要なこと
まず大前提としてトレード戦略を組む際に重要なこととして
「長期下落トレンドに転換したということは、かんたんには上昇トレンドに転換しない」
ということを理解しておくということです。
従って長期下落トレンドでのロングは”逆張り”となり、エントリーポイントを絞ってリターンを狙わなければトレードではなくギャンブルになってしまうのです。そのため基本戦略は順張りで、逆張りはリスク・リターンに見合うポイントでエントリーする必要があります。
また長期ポジションにおけるトレードで重要なことの1つとして
「エントリーから利確までのチャートのパターンを需要と供給の変化から仮定し、将来的な値動きを見極める」
というものです。
これは明確な価格がいくらになるという目測ではなく、サポートとレジスタンス、プライスラリーなどから大まかな価格推移を定義して将来を分析するという形を取るという手法になります。
順張りと逆張りがNGな理由については墨汁マガジンVol.658「今のビットコイン相場で絶対にやってはいけないこと 買うタイミングでベストな戦略は?」を参照してください。
ビットコインを買うことができるタイミング
ビットコインだけでなく、イーサリアムなども同様ですが主にローリスク・ハイリターンが見込める買いのエントリータイミングは2つあります。
短期と中長期でわけると
1.セーリングクライマックス(SC)でトレンド転換の分析定義をはじめるフェイズA
2.上昇トレンドへの最終的なトレンド転換を分析定義する