目次
- 1 8月は夏枯れも9月に向けた重要な相場
- 2 ビットコインにとって9月が重要な理由
- 3 実際のデータで分析
- 4 上昇トレンドの場合
- 5 下落トレンドの場合
- 6 2022年末はどうなるのか?
- 7 まとめ
ビットコイン価格は2017~2018年のバブル最高値の2万ドル付近で停滞してるものの、長期トレンドにおいて重要な節目となる9月を迎えようとしています。本稿では今後のビットコインやイーサスキャンなどの仮想通貨の相場においてなぜ9月が重要になるのか、8月から9月にかけての相場の変動でどのようにしてビットコインを買ってロングポジションを取ることを考えるのかについてわかりやすく解説を行います。
長期下落トレンドにおけるエントリーのポイントについては墨汁マガジンVol.724「【2022年版】ビットコインの長期下落トレンドでいつBTCを買うのか?短期~中期と中期~長期でのエントリー戦略」を参照してください。
8月は夏枯れも9月に向けた重要な相場
ビットコイン価格は一時的な回復を見せているものの、全開の3万ドル圏からは一段下がった2万ドル前後を推移しています。この2万ドルという価格は2017~2018年の仮想通貨バブル時の最高値であり、心理的なレジスタンス圏内となるため需要と供給が均衡しやすい価格帯でもあるのです。
一方でこの暴落が起きたのは6月中旬であるため、7月から8月の夏の時期にあたり、夏枯れの影響も受けていることがわかるでしょう。ですがこの夏枯れは実は重要であり、
「長期下落トレンドにおいてファンダメンタル的に需要となる9月の相場を事前に分析するための重要の値動き」
となるのです。順をおってみていきましょう。
夏枯れについてはテクニカル分析の重要ポイント2022年07月03日~09日「ビットコインは夏枯れ突入か? イーサリアムはアルトドレインによりレンジ相場の可能性大」を参照してください。
ビットコインにとって9月が重要な理由
まず9月がビットコインの長期トレンドに重要な理由として
「ファンダメンタル