- 1 マージで分裂するETHWのGethが公開
- 2 MetamaskでのETHWの設定をするには?
- 3 MetamaskのRPCとは?
- 4 ETHWのRPC
- 5 RPCの一覧
- 6 まとめ
イーサリアムのマージ(The Merge)で中国人マイナーが手動で分裂するフォークを行うイーサリアムPoW(ETHW)が初期バージョンのソフトウェアとなるETHW CoreのGethを公開。これにより9月15日が予定されているThe Merge時にイーサリアムPoWが分裂してETHWが誕生することが確定しています。
本稿ではThe Mergeで分裂するイーサリアムPoWをMetamask(メタマスク)でETHWを送金するための設定と基礎知識について非エンジニア向けにわかりやすく解説を行います。
イーサリアムの分裂におけるETHへの影響についてはテクニカル分析の重要ポイント2022年08月10日~16日「イーサリアムのマージ(The Merge)分裂のETHW影響とビットコインから見る警戒サイン」を参照してください。
マージで分裂するETHWのGethが公開
イーサリアムPoW(Ethereum PoW)とは中国人マイナーが手動するイーサリアムのフォーク(コピー)プロジェクトで、イーサリアムが約8年越しのプルーフ・オブ・ステークへ移行する超大型アップデートのマージ(The Merge)時にマイニングを継続するために分裂を行うとしています。
このイーサリアムPoW(以下ETHWとする)がフォークしたGethとなるETHW Coreを8月16日に公開。ETHW Coreのコードによると
チェーンID:10001
に設定しており、EIP-1559を排除するのではなくフォークを手動するための主要マイナー達で管理を行うマイナーDAOとされるマルチシグアドレスへ支払われたBase Feeを送金するというのが主な特徴となっています。
MetamaskでのETHWの設定をするには?
ETHWのチェーンIDが既に設定されて公開されていることから、
「The Mergeを待たずに事前にETHWを送金して売却できるように準備をしておくことができる」
ということになります。
ですがここでは何点かの問題があり、
・