目次
- 1 Alamedaの財務状況がリーク
- 2 Binanceが保有する全てのFTT売却を発表
- 3 FTT保有リスク
- 4 FTX価格の下落
- 5 FTTの実態から見えてくるFTXとAlamedaの裏側
- 6 買収を強気で行った理由
- 7 まとめ
世界最大手仮想通貨所のBinance(バイナンス)と並ぶ急成長を見せたアフロやSBFことサム・バンクマン・フリードの”FTX”とその親会社となるAlameda Research(アラメダリサーチ)の財務状況がリークされました。
このリークによるとAlameda Researchの2022年第2四半期時点での資産は大半がFTTやSBFが関わるプロジェクトのトークンであり、キャッシュまたはそれに相当する資産は100分の1という。本稿では知られざるFTXの裏側とBinanceのFTXトークン(FTT)全売却を消えめた理由についてわかりやすく解説を行います。
Alamedaの財務状況がリーク
リークされた2022年第2四半期の財務状況によると、SBFの投資会社であるAlameda Researchの保有する資産は146億ドル(2.14兆円)となっており、資産の大きな順では
ロックされていないFTT:36.6億ドル(5367億円)
FTTの担保:21.6億ドル(3168億円)
投資している株:20億ドル(2933億円)
ロックされたSOL:8.63億ドル(1266億円)
ロックされたFTT:2.92億ドル(428億円)
ロックされていないSOL:2.92億ドル(428億円)
預金及び相当する資産:1.34億ドル(197億円)
SOLの担保:4100万ドル(60億円)
となっているとされている。
AlamedaのCEOはこの内容は決算資料の一部であり、
「リークされた貸借対照表には反映されていない100億ドル(1.46兆円)以上の資産を有する」
と主張しています。
Binanceが保有する全てのFTT売却を発表
BinanceのCEOであるCZは
「FTX離れの一貫としてリークされた内容から保有するFTT(FTXトークン)を全て売却する」
と発表。
この一番の理由として