目次
- 1 仮想通貨ブリッジの種類
- 2 メッセージングプロトコル一覧
- 2.1 LayerZeroの統合
- 2.2 Wormholeの統合
- 2.3 Axelar Networkの統合
- 3 次世代の個別ブリッジ
- 4 ブリッジサービス一覧
- 5 まとめ
イーサリアムエコシステムにはLayerZeroを中心に数え切れないほどの多種多様なクロスチェーンブリッジ(Cross-Rollup)プロジェクトが存在し、ブリッジごとに特性が大きく異なります。
本稿ではLayerZero(レイヤーゼロ)やWormhole(ワームホール)などの採用したブリッジや、独自ブリッジなどの利用しやすいプロジェクトについて仮想通貨(暗号資産)投資家向けにわかりやすく解説を行います。
仮想通貨ブリッジの種類
2024年2月現在において、イーサリアムエコシステムには多彩なブリッジの種類があり、主に2つに分類することができます。
1.メッセージングプロトコルの統合
2.独自ブリッジ
1の例ではLayerZeroが最大手であり、次にくるのがAxelar Network、そしてWormholeを統合するという形式になります。また後者の独自ブリッジではOrbiter Finance(オービター・ファイナンス)やLayerSwap(レイヤースワップ)などのいわゆるEOA系次世代ブリッジなどがそれにあたります。
LayerZeroとWormholeを採用しているプロジェクトの一覧については下記を参照してください。
メッセージングプロトコル一覧
ではブリッジの種類ごとに詳しく見ていきましょう。主なメッセージングプロトコルとして色々なプロジェクトに統合されているのは
LayerZero:ZROトークン(エアドロップ予定)
Wormhole:WORMトークン(エアドロップ未発表)
Axelar Network:AXLトークン
があります。
LayerZeroの統合
LayerZeroは最も採用されているブリッジですが、プロトコルにネィティブ統合しているプロジェクトは少なく、実際は
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