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墨汁マガジンVol.975「【エアドロ確定】LayerZeroの自己申告シビルをするべきか?考えられるシビル認定基準」

目次

    高額エアドロップが期待できるLayerZero(レイヤーゼロ)は2024年5月2日にZROトークンのエアドロップを行うためのスナップショット(Snapshot)を取ったことを発表。メインネットローンチから2年以上経過しており、アクティブ1年以上を取っている場合はより高額が期待できます。

    一方でシビルスクリーニングを行う「シビル自主」を5月4日から2週間開催することを発表しており、LayerZeroユーザーに動揺が走っています。本稿ではLayerZeroのエアドロップに関してシビルの自主をすべきかの予測される判断基準について仮想通貨(暗号資産)投資家向けにわかりやすく解説を行います。

    シビル認定されないための対策については墨汁マガジンVol.888「zkEVMやLayerZeroでシビル認定されないためのレピュテーション対策」を参照してください。

     

    LayerZeroのエアドロップ用スナップショット確定

    イーサリアムエコシステム及びMOVEチェーンのAptosなどにもブリッジを提供するLayerZero(レイヤーゼロ)は、待望のエアドロップとなるZROトークンのスナップショット第一弾を取ったことを発表しました。現時点ではスナップショットが取られたことだけが発表されており、エアドロップの詳細や条件、そもそも対象になるかなどはわからない状態となっています。

     

     

    LayerZeroのシビル自主キャンペーン

    この発表から2日後、LayerZero Labsはシビルアカウントの自首プログラムを発表しました。主な内容としては

     

    ・複垢で数十、数千アカウントを有する
    ・無価値なNFTを意図的にミントしてブリッジ
    ・Merkly、L2Pass、L2MarathonなどのONFTブリッジ使用
    ・0.01ドルをブリッジし合うなどの行為
    ・自分がシビルと思う場合

     

    としているのです。

    もしシビルだと思う場合、自首することでエアドロップ割当予定のZROトークンを15%もらうことができ、シビルとして公開された場合には0割当となっています。この条件には非常に含みがあり、特にNFTブリッジであるMerkly、L2Pass、L2Marathonの使用を名指ししていることなど、賛否両論となっているのです。

     

     

    MerklyやL2 Marathonは本サロンではリサーチレポート「【完全版】ayerZero(レイヤーゼロ)を採用している91のDeFiとNFT一覧~ZROトークンの最大エアドロップを獲得する戦略~」で使わないように明記しており、戦略通りエアドロップファーミングを行ってきたユーザーは問題ないでしょう。

     

    LayerZeroのシビル自首をすべきか?

    ではLayerZeroのシビル自首をすべきかどうかの判断基準を見ていきましょう。まず考えられるのは

     

    「Merkly、L2Pass、L2Marathonなどを使用していたとしても、本サロンで戦略的にシビル認定回避対策を行ってた場合にはしなくていいと考えられる」

     

    でしょう。

    より具体的には

     

    1.ファーミング

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