- 1 ビットコインは次回最高値を超える?
- 2 価格が上がるサイクルの理由を理解しなければならない
- 3 99%が無視しているビットコインの問題点
- 4 ビットコインの基礎的なインセンティブ設計
- 5 墨汁うまいがビットコインを盲信しない理由
- 6 まとめ
ビットコインはブロックチェーンという今日のイーサリアムなどの基礎となった最初の仮想通貨(暗号資産)として知られています。一方でビットコインのボラティリティの高さや半減期によるバブルサイクルによりビットコイン保有者が気づいていないBTCの問題点があるのです。
本稿では必ずビットコイン保有者が理解しておくべき問題点と墨汁うまいがなぜビットコインのポジションを基本的に持たないのかについて仮想通貨(暗号資産)投資家向けにわかりやすく解説を行います。トレンドサイクルについては墨汁マガジンVol.644「仮想通貨(暗号資産)投資家が絶対知るべきビットコインのトレンドサイクル」を参照してください。
ビットコインは次回最高値を超える?
ビットコインは2024年9月現在、円建てでは870万円を推移しており、市場最高値である1000万円を突破しました。この背景には米国証券取引委員会(SEC)が米国で初となる現物型のビットコインETFを承認したこともあり、2024年4月に迎えた第4半減期では一時つまずいているものの、2021年の前回の上昇トレンドにおける最高値は超えた状態を維持していることがわかります。
これらのことや各トレンドサイクルからビットコインの半減期におけるバブル相場が楽観視されており、多くのビットコイン保有者が強気である理由であると言えるでしょう。
果たしてこのトレンドサイクルと市場最高値の更新は続くのでしょうか?
価格が上がるサイクルの理由を理解しなければならない
このようなトレンドは投資家にとっては強気ポジションを維持する理由にしてしまうと、正しい判断ができないが出来ない恐れがあります。そのため重要となる考え方は
「なぜ価格の上昇が引き起こされ、それがサイクルとして毎回起こるのかを理解する必要がある」
のです。
つまり価格の上昇やトレンドという将来の再現性に保証がないものは根拠にならず、自身の利益を欲するに根拠のないことを信じてはいけないということです。これは多くの一般投資家が陥りやすい考え方となっており、特に仮想通貨で大きな資産を得た事がある場合に注意しなければいけない考え方であると言えるでしょう。
このような考えに陥る理由についてはリサーチレポート「99%が知らない億り人達成後に仮想通貨投資家が資産を安定させる方法と考え方」を参照してください。
99%が無視しているビットコインの問題点
まずはビットコインのことを正しく理解しておく必要があります。
ビットコインには解決できない問題点が複数あり、
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