- 1 SECゲンスラー辞任でアルトコイン高騰
- 2 アルトコインシーズンか?
- 3 アルトコインシーズンの傾向
- 4 アルトコインシーズンの条件
- 5 バブル開始の条件
- 6 最高値のシミュレーション
- 7 まとめ
イーサリアムは米国証券取引委員会(SEC)の現物型イーサリアムETFの承認時の価格である3100ドルを超え、イーサリアムETF取引開始時のレジスタンスとなる3900ドルに向かって回復しています。
一方でアルトコイン市場全体も少しずつ回復しており、アルトコインシーズンを期待する声も増えてきているでしょう。本稿ではアルトシーズンは来るのか、どのような指標が重要になるのかについて仮想通貨(暗号資産)投資家向けにわかりやすく解説を行います。
2025年に向けたイーサリアム相場分析については墨汁マガジンVol.1053「イーサリアム(ETH)はオワコン?アルトコイン相場はいつ来るのか」を参照してください。
SECゲンスラー辞任でアルトコイン高騰
米国証券取引委員会(SEC)の現議長で仮想通貨の敵として知られるGary Gensler(ゲーリー・ゲンスラー)氏は2024年11月22日、正式に退任することを発表しました。ゲンスラー氏の任期はまだ残っているものの、2025年1月20日を持ってして辞任するとしています。
このSECからの発表に伴いSECと4年にわたって裁判を行ったリップル社のXRP価格が高騰、200円を約7年ぶりに回復したのです。その他SECから証券として認定を受けそうになっていたソラナのSOLなども回復しており、まさにゲンスラーショック?とも言える仮想通貨(暗号資産)にとっての追い風となっているのです。
アルトコインシーズンか?
またアルトコインシーズンを示す指標の一つであるビットコインドミナンスは一時60%を超えていたものの22日ゲンスラー氏の発表により再度割っていることがわかるでしょう。
ですがこの指標ではまだアルトコインシーズンとは言えないのです。それではこれまでのアルトコインシーズンを分析して傾向についてみていきましょう。
アルトコインシーズンの傾向
まず最初にビットコイン