- 1 2024年の仮想通貨相場解説一覧
- 2 イーサリアム(ETH)はオワコン?
- 3 イーサリアム(ETH)相場を正しく理解する
- 4 テクニカル分析とファンダメンタル分析から見るETH相場
- 5 ETHが史上最高値を超えるための指標
- 6 SOLとETHを比較するのはお門違い
- 7 まとめ
イーサリアム(ETH)はビットコイン(BTC)に次ぐ仮想通貨(暗号資産)時価総額第二位であり、エコシステムでは仮想通貨一巨大なネットワークを構築していることで知られています。
そのような事実を無視して根拠のないETHのオワコン説などが見られる現在、アルトコイン相場はいつ来るのかが仮想通貨投資家にとって気になる点でしょう。本稿ではETH及びアルトコイン相場はいつ来るのか、それともオワコンなのかについて仮想通貨(暗号資産)投資家向けにわかりやすく解説を行います。
2024年の仮想通貨相場解説一覧
Vol.1010「トランプ氏が米国大統領になったらビットコイン購入で仮想通貨バブルとなるか?」
Vol.1030「FRB利下げによる仮想通貨の年末相場への影響は?」
Vol.1033「仮想通貨の高騰相場で億り人を目指すために取る作戦」
Vol.1045「【2024年11月最新】墨汁うまいの仮想通貨(暗号資産)ポートフォリオと戦略」
Vol.1047「米大統領選挙トランプ氏勝利のビットコインへの今後の影響を理解する」
Vol.1048「米大統領選トランプ勝利によるビットコイン相場への影響 2025年はトランプバブルか?」
イーサリアム(ETH)はオワコン?
2024年に入ってイーサリアム(ETH)はL2やzkEVM、LayerZeroやOrbiter Financeなどのブリッジがスタンダードになってより広大なエコシステムを拡大、さらにはDeFiやNFTの始祖として圧倒的なTVL(合計資産ロック額)を変わらず誇っています。
一方でETH/BTCのレートやSOLのATH(史上最高値更新)といった一部の点のみをピックアップし、
「ETHはオワコン。価格が上がる要素がない」
などの幼稚なツイートが未だに散見されます。
実際にETH/BTCのドミナンスチャートを見ると2022年から2年連続で下落しており、現在は2021年3月水準まで下がっていることがわかるでしょう。
そして2023年11月の時点でETHはドミナンスを維持していたもののSOL/BTCが上回り、現在はビットコインが最高値を迎えたにもかかわらずETHが7月の夏枯れを脱却できずに最安値を迎えているということがわかります。
一方でこれは相場回復時のいつものパターンであり、今回はあるファンダメンタルが影響していることが主な原因であるため、ETHは1万ドルに向けた準備フレーズに着々と進んでいると言えるでしょう。
イーサリアム(ETH)相場を正しく理解する
上記のような主張をしている場合、その人物は技術的な開発背景やそもそもの金融的ファンダメンタルを理解していないと断言できます。
その理由として
「イーサリアムの