- 1 EigenLayer($EIGEN)の解説一覧
- 2 EigenLayerの印象はEIGENエアドロップ止まり
- 3 EigenCloudが”本命”
- 4 EigenCloudを理解する
- 5 EigenLayerの2つの大きなイーサリアムへの貢献
- 6 まとめ
イーサリアムのリステーキングで「仮想通貨のAWS」を目指すEigenLayer(アイゲンレイヤー)は、イーサリアムが作り上げたワールドコンピュータをさらに拡張し、スマートコントラクトの可能性を無限大に引き上げる有望プロジェクトです。
本稿ではなぜ墨汁うまいがEigenLayerに注目しており、EigenCloudが可能とする未来と各種の役割について仮想通貨(暗号資産)投資家向けにわかりやすく解説を行います。
EigenLayer($EIGEN)の解説一覧
Vol.938「図解で理解するEigenLayer(アイゲンレイヤー)Pt.1 概要とリステーキングの意味」
Vol.939「図解で理解するEigenLayer(アイゲンレイヤー)Pt.2 AVSの抱える問題とEigenLayerのアプローチを理解する」
Vol.1152「EigenLayer(EIGEN)が発表したEigenCloudとは?EigenCloudの概要と壮大な目標」
Vol.1154「EigenLayer(EIGEN)のEigenVerifyとは?EigenCloudがカバーするイーサリアム(ETH)やソラナ(SOL)の課題を理解する」
Vol.1185「EigenLayer($EIGEN)のEigenComputeとは?図解で理解するAVSとの違いと利点」
EigenLayerの印象はEIGENエアドロップ止まり
EigenLayerはガバナンストークンであり、EigenVerifyに使用するリステーキングトークンでもあるEIGENトークンを2024年10月1日にTGEを迎えてETHのリステーキング度合いに合わせてエアドロップを行いました。
ですがこのEigenLayerのTGE時にはメインネットではあくまで基礎となる「リステーキング」とEigenDAのみしかできておらず、
2023年6月:リステーキングがメインネットローンチ
2024年4月:EigenDAのメインネットローンチ
2024年10月:EIGENトークンのTGE
という形であり、
「多くのユーザーはEigenLayerはリステーキングを活用したAVSのためのDAレイヤー」
という認識で止まっているということになるでしょう。
これはここ数年がトレードで勝つよりもエアドロップで手数料や時間だけを無駄にして、高いリターンを取ろうとするエアドロップファーミングが主流になったことが原因であり、プロジェクトの本質的価値や長期的な評価を行わなくなったキャピタルゲイン狙いが少なくなっていることの弊害だと言えるのです。
EigenCloudが”本命”
EIGENのTGEまではあくまでαローンチとさえいえない状態であり、現在のEigenCloudがEigenLayerの本質的価値を計るための本命だということをエアドロップファーマーは気づいていないのです。
これまでの解説でEigenCloudの構成を解説してきましたが、
EigenVerify:2025年6月
スラッシュ:2025年7月
EigenCompute:2025年9月
EigenAI:2025年9月
という形でEigenCloudのメイン機能を次々とメインネットにαローンチしてきました。
このEigenCloudはいわば
「ブロックチェーン
