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墨汁マガジンVol.106「イーサリアムクラシックのETCDEV閉鎖を考察」

目次
  • 1 1.イーサリアムクラシックの危機?
  • 2 2.ETCの開発頻度
  • 3 3.ETCのデベロッパー

1.イーサリアムクラシックの危機?

イーサリアムクラシック(以下ETCとする)は、イーサリアムがThe DAOハックにより破棄した元チェーンに、イーサリアムの不変条件である”コントラクトは不変”という例外を与えたことから、その例外はトラストレスモデルに反するという思想からフォークしたプロジェクトです。

つまり、元の開発はイーサリアムファンデーションが行っていたものであり、ブロックチェーンのフォークとリプレイアタックという実例となった最初のフォークとなります。ETCは当時私も含め、イーサリアムのトラストレスモデルから多くの指示を得たものの、イーサリアムベースのプロジェクト(ERC20など)の支持を受けず、ボランティアのコアチームからADAで有名となったIOHKと提携、その後ETCDEVという会社を立ち上げ開発を行ってきました。

そのETCDEVがETCエコシステムの投資家やコミュニティファンドによる資金面の援助が受けられず、資金調達問題からETCDEVの閉鎖を発表しました。今回はETCへの影響と、今後ベア相場によってどのような点に注意しなければいけないかについて詳しく見てみましょう

 

2.ETCの開発頻度

では客観的に、今回のETCDEVが閉鎖する件がいかに影響を与えるかについて、開発貢献度から見てみましょう。

まずイーサリアムクラシックは2016年にIOHKと開発提携をしています。まずCEOであるチャールズ・ホスキンソンについて知る必要があると言えるでしょう。チャールズはイーサリアムの初期メンバーではありますが、イーサリアムの開発には携わっておらず、主にイーサリアムファンデーションの設立に関するマネジメントを行っている点に注意です。

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