- 1 ビットポイントのハッキング概要
- 2 ビットポイントのハッキングの大きな問題
- 2.1 ハッカーのビットコイン送金履歴
- 2.2 ハッカーのイーサリアムアドレス
- 3 杜撰な管理体制
- 4 日本史上最悪のハッキング
- 5 まとめ
リミックスポイントの経営するBitpointがハッキングされ、7月11日に約30.2億円のビットコインやイーサリアム、リップルを不正流出。現時点で経緯は不明ですが、杜撰な管理であったことがわかります。
このBitpointのハッキングは上場企業としては世界初となり、国内ではマウントゴックス、コインチェック、Zaifに続く4取引所目のGOXとなります。このBitpointのゴックスは、非常に考えさせられる内容であり、コインチェックの540億円分のXEM流出とは性質が異なり、使用を考え直さなければならない内容です。
出典:https://www.release.tdnet.info/inbs/140120190714471575.pdf
ビットポイントのハッキング概要
7月12日、ビットポイントジャパンは「緊急のシステムメンテナンス」とし、売買を除く入出金を停止を発表。この時点でハッキングに気づいたと見られます。その後、ハッキングの原因解析ができなかったのか、
「本日、6:30より送金(送付)、受金(預入)のサービスを停止させていただいておりましたが、10:30頃より取引及び送受金等を含む全サービスを停止させていただきます。」
と発表。そして2日後に正式にゴックスを発表した形となりました。
このような”自称緊急とメンテナンス”は、取引所がGOXした際、ハッキングなどの侵入経路を調査している際に行われ、海外取引所においてはハッキングされたと知りつつも出金はできずに入金だけ可能である場合が9割となっています。従って、取引所が”緊急メンテナンス”や不審な出金停止、反映されないなどがある時には取引所には入金しないようにしましょう。
Check
ビットポイントのハッキングの大きな問題
経緯は不明ですが、ビットポイントのハッキングにはコインチェックと違う大きな問題があります。ビットポイント