目次
- 1 ハッシュレートが最低値から27%の上昇
- 2 イーサリアムマイナーの動向とETHチャート
- 3 イーサリアムの今後を決める展開
- 4 まとめ
イーサリアムは7月中旬に年始の4倍となる4万円を記録、現在は23,000円を推移しています。本稿ではイーサリアムの今後のトレンドを決める重要なサポートラインと、直近の値動きのテクニカル分析を行います。
ハッシュレートが最低値から27%の上昇
イーサリアムハッシュレートは4万円を記録した後の下落によりハッシュレートが低下、その後日本時間7月23日に170TH/sを記録。その後反発して7月25日の時点では約190TH/sを記録しました。これは2月の最低値であった140TH/sから27%の上昇を記録したということになります。
これに伴い、ディフィカルティの調整が行われることで、イーサリアムマイナーの損益分岐点に変化が起きています。まずディフィカルティ調整は、ブロック生成間隔が平均15秒というイーサリアムのプロトコルに従い、ハッシュレートに応じて並列演算の計算難易度を調整することで保っています。
ビットコインのディフィカルティ調整が2016ブロックごとに行われるのに対し、イーサリアムのデフィカルティ調整頻度は