目次
- 1 Bitfinexがライトニングネットワークの入出金を対応
- 2 ライトニングネットワークの現在の実用性は?
- 3 ビットコイン上でのコントラクト
- 4 ビットコインのキャパシティ
- 5 アトミックスワップ時の問題
- 6 まとめ
ビットコインのライトニングネットワークは、HTLCを利用したビットコイン上のコントラクトで、ブロックチェーンのオフチェーン取引で最も開発が進んでいるスケーリング解決策です。ライトニングネットワークがビットコインのメインネットサポートを開始したのは2018年の3月であり、約1年と9ヶ月前となっています。
本稿ではライトニングネットワークの実用度とビットコイン価格への影響について解説を行います。
Bitfinexがライトニングネットワークの入出金を対応
仮想通貨取引所のBitfinexによると、12月3日からライトニングネットワークを介したビットコインの入出金を対応すると発表。これは仮想通貨取引所で世界初となるライトニングネットワークの統合となり、実にメインネットサポートから約2年経過において大きな前進であるということになります。
出典:bitfinex.com
ではこのBitfinexのライトニングネットワーク統合はどのような影響を及ぼすかについて見ていきましょう。前提知識としてライトニングネットワークの仕組みについて下記マガジンを参照してください。
ライトニングネットワークの現在の実用性は?
まずライトニングネットワークの現在の実用性について見てみましょう。