目次
- 1 32ETHをステーキングするための前提条件
- 2 ETH2バリデータになるために事前準備
- 3 32ETHをステーキングする際に資産を守るには
- 4 32ETHステーキング時の注意点
- 5 まとめ
イーサリアム2.0では32ETHをステーキングすればバリデータになれ、バリデータ報酬を受取ることができます。ですが、このバリデータの概念はブロックチェーンに詳しくないとイメージがしづらいでしょう。本稿ではイーサリアム2.0のステーキングの概要を技術を抜きにしてわかりやすく解説を行います。
イーサリアム2.0のバリデータ手順の詳しい概要については墨汁マガジンVol.413「32ETHをステーキングしてイーサリアム2.0バリデータになる手順と概要」を参照してください。
32ETHをステーキングするための前提条件
まず32ETHをステーキングするということはどういうことが必要かについて見ていきましょう。主にイーサリアムを保有している場合、下記のような保管方法になります。
1.HDウォレットで管理
2.MetamaskなどでKeystoreで管理
4.BlockFiでレンディング
4.カストディアンに委託
5.仮想通貨取引所に預け入れ
1、2と3の場合、自身でイーサリアムアカウントを保有し、秘密鍵またはKeystoreを保有していることになります。対して5の取引所でなおかつ外部送金したことがない場合、イーサリアムアカウントを保有していないので、Metamaskなどからイーサリアムアカウントを作成しなければなりません。
カストディアンに委託している場合はレアだとは思いますが、ウォレットを経由する場合は上記と同様になります。
イーサリアムウォレットとアカウントについては墨汁マガジンVol.187「誤解されているイーサリアムウォレットの基礎知識」を参照してください。
ETH2バリデータになるために事前準備
ではイーサリアム2.0がローンチするまでにやらなければならないことを見ていきましょう。まず仮想通貨